実在する洗脳型スピ自己啓発研修ビジネスの恐怖(笑)
今日は、洗脳型自己啓発研修ビジネスの正体について、わたしの経験談をお話しします。
と言っても、私自身は、これから話す様な自己啓発系の研修の類には一切参加したことはないのですが(笑)、そのような研修に参加してきたという方の話を、ネタバレしないように書いていこうと思います。
缶詰め型の自己啓発研修の恐怖
まず、缶詰型の自己啓発研修では何が行われているのか?と言いますと・・・
研修期間 → 数日から1週間が多い
参加費用 → 数十万円から、高額だと100万円近くになる場合もある様です
多くの場合は、中小や大企業が社員育成のために、こいった研修を専門に行う業者に依頼をします。
守秘義務は絶対であり、研修で何が行われていたのか?は、一切外に漏らしてはいけないルールになっています(と言っても、それをこれから書くのですがw)
研修が行われる場所は、都心から少し郊外に出た山間の研修施設や、ホテルを貸し切る場合が多い様です。
研修に参加する前に守秘義務のサインをさせられ、スマホなどの外部と連絡が取れるものは全て没収されます。
そして全員がジャージに着替えさせられて、研修のスタートとなります。
体育会系研修で、逆らえない状況を作り出す

研修の朝は早く、AM5:00起床。
朝食を済ませたら、その後12時間ぶっ通しで研修は続きます。
まずは、体を鍛えるための体操、ランニングなど、へとへとになるまで運動させられます。
AM12:00お昼ご飯。量は結構あるのですが、なにせとんでもない量の運動をさせられるので、お腹がぺこぺこになり、どれだけでも食べられるそうです。
その後、マナー講座や一般常識を学ぶ授業などを経て、いよいよ研修の闇の部分が見えてきます。
会議室の様な部屋に集められた十数人の参加者は、一人一人、順番に前に出て自己紹介をするように指示されます。
その際、「嘘を一切ついてはいけない」というルールがあり、これまでに経験してきた「誰にも言いたくない様な秘密」を、皆んなで共有するというワークを行います。
私は、参加してきた本人に「皆んな、どんな秘密を打ち明けたのか?」を聞いてみたのですが・・・
子供の頃に万引きしたことを告白する人
会社の金を横領した事を打ち明ける人(笑)
若い頃に強姦被害にあった事を告白する女性
中には、殺人を犯して刑務所に何年も服役していたという事実を告白した人もいたそうです。
そして研修講師は、参加者に対して更にこの様に畳み掛けます。
「みなさんの性癖を、皆んなの前で発表してください。」
参加者は、男性が多かったそうですが、もちろん女性もいたそうです。
年齢も様々で、二十歳そこそこの若い子から、50歳以上の方まで千差万別。
そして、十数人の前で、「自分がどの様な自慰行為をするのか?」を、詳細に発表します。
どの様な場面の異性に興奮をするのか?
道具を使うか?
使うのであれば、どの様に使うのか?
その時、どんな気持ちなのか?
女の子が、おっさん達の前で「自分が、どの様に自慰行為をするのか?」そんな話をする事を強要されるのです。
では、缶詰型の自己啓発研修では、何のためにこの様なことを強要させられるのでしょうか?
自己の尊厳を徹底的に破壊する

研修の目的をお伝えしますと、簡単に言うと、上の人間の命令に従順に従うためのロボットの育成です。
上の人間に逆らえない様に、参加者の羞恥心を破壊し、その人の尊厳を奪う事を目的としています。
これは軍隊でも刑務所の話でもなく、「企業研修」の名のもとに実際に行われていた事です。
更には、研修は会場の外でも行われたそうです。
ワンボックスのバンに鮨詰めにされて、渋谷のど真ん中に連れてこられたかと思ったら、いきなりボロボロの服を渡されて、こう言われたそうです。
「あなたは、ホームレスの浮浪者です。この服を着て、街中で1日過ごしてください。」
「そして、なるべく多くの人から、お金や食べ物を恵んでもらえる様に、努力してください。」
昔、スクランブル交差点で一人でアカペラで歌を歌わせると言う企業研修をやっている会社が話題となったことがありましたが、このワークは、それの更に斜め上を行っています(笑)
この様な研修は、「恥を捨てて、チャレンジできるメンタルを鍛える」と言った様な、もっともらしい理由づけで行われることが多いですが、しかしその中身は、先ほどもお伝えした様に、「自己の尊厳の剥奪」でしかありません。
スピリチュアルという名目での洗脳ビジネス
この様な研修を行っている業者の中には、スピリチュアル的なワードを巧みに組み込み、スピリチュアル系の団体や、宗教団体が利用していることもある様です。
特に、スピリチュアル系のセミナー等で、「ビジネスでの成功 × スピリチュアル」を前面に出しているところは要注意です。
「次元上昇して商売繁盛!」
「波動を高めれば、ビジネスは成功する!」
この様に謳うセミナーの類は今でも見ることができますが、こういったセミナーの厄介なところは、やっていることがまったくの嘘ではないからです。
実際、好きな事を突き詰めていけば、社会的に成功する可能性は上がります。
覚醒体験によって認識視座が拡張すれば、仕事や人間関係が改善されて、人生がうまくいくことがあるのは事実です。
しかし、このメカニズムを、研修をしている先生方本人が理解していない様に私には思えます。
自分が好きな事をやっていたら経済的にも成功した!というスピ系の先生は多いですが、それは、単純に「原因と結果」では説明できないことは、ちゃんとスピリチュアリティを学べば理解できるはずです。
スピ系、自己啓発系の先生方は、成功の因果関係をロジックとして販売しています。
しかし、そのロジックには再現性はほぼありません。
そして、スピ界隈には、こうした「自己実現 × スピ」「金儲け × 自己啓発」を掲げる個人や団体があまりにも多く、また彼らの声が大きいために、多くの人はスピリチュアルというものを誤解し、スピリチュアリティに対して嫌悪感を抱いているのが現状だと言えます。
軍隊育成のためのロジックが、自己啓発だけでなくスピ・宗教団体に使われてる
この様なビジネスの発端は、アメリカなど西洋がほとんどです。
そして、今日お話しした様な「自己の尊厳を破壊し従順な奴隷を作る」というロジックは、もともとは、軍隊で特殊部隊を育成するために開発されたそうです。
それがビジネスモデルとして日本に持ち込まれ、アウトソーシングという形態で企業研修に使われています。
依頼する企業からすれば、費用は少々かかっても、こういった洗脳型の自己啓発研修をやっている業者に依頼すれば、ある程度の苦悩に耐えられるロボットだけを自社で働かせることができるというメリットがあります。
企業だけでなく、自己啓発の界隈、スピの界隈、組織宗教の界隈でも、軍隊を育成するための洗脳ロジックが使われています。
つまり、人を殺すための兵隊を育成するロジックが、企業研修や自己啓発、更にはスピの皮をかぶって世の中に蔓延しているのです。
中途半端にスピかぶれしている自己啓発系の先生の中には、秘密をばらし合う事、嘘をつかない事を「ワンネス」だと思っている人もいます。
よって、スピ系セミナーなどで、先生が「皆んなの前であなたの秘密を話してください」「子供の頃の辛かった事を話してください」と、言いだしたら要注意です(笑)
このロジックが何を意味しているのか?話している先生自身も理解していないことが多いのです。
続く・・・