奇跡のコース(ACIM)に学ぶ覚醒と悟り〜イエスの声がそのまんま非二元だった〜
今日取り上げるテーマは、ヘレンシャックマンの奇跡のコース-ACIM(A Course in Miracles)です。
奇跡のコースと聞いても、最近の若い方には馴染みが薄いかも知れません。
しかし、覚醒や悟りを語る上では、この本は外すことは出来ないくらい認知度があり、今から50年も前(1976年)の発売以来、世界120言語に翻訳された覚醒(悟り)のためのマニュアル本が奇跡のコースなのだと言えます。
奇跡のコース-A Course in Miracles(ACIM)-とは?

奇跡講座と名前がついている通り、奇跡のコースは講座でありマニュアルだと言えます。
元々は、アメリカの心理学者であるヘレンシャックマンが、ある日突然イエス・キリストの声が聞こえる様になり、そのチャネリング情報を一冊の本にまとめたのがの奇跡のコースだと言えます。
チャネリングで語られたイエスのメッセージは、最初はこんな感じで始まったそうです。
「現在まで聖書で伝えられてきた情報は、ほぼ間違った解釈や改ざんがされており、本当のメッセージを伝えていない。よって、これから貴方(ヘレンシャックマン)に本当のメッセージを伝えるので、しっかりメモをするように(笑)」と、言った感じで最初の対話が始まりました。
しかし、ヘレンシャックマンは元々は精神科医のお医者さん。
チャネリングやら降霊術を否定する立場の側の人間だったのに、「おぃおぃ、自分が精神錯乱してしまったじゃねーかぁ!」と、当初は混乱したそうです(笑
同僚にその事を打ち明けたら、「面白そうだからイエスに言われた情報を、言われた通りメモってみたら?」と諭され、同僚の協力も得ながら日々タイプライターの前に向い、受け取った情報を記録するようになりました。
そうして7年の歳月をかけ、受け取ったチャネリング情報を一冊の本にしたのが、奇跡のコースなのです。
奇跡のコースがなぜ覚醒ブックと呼ばれているのか?
奇跡のコースが覚醒ブックや覚醒マニュアルと呼ばれる理由は、おそらくその成功率が高いからなのではないか?と思われます。
つまり、本を読み、本に書いてある通りに一連のワークを行うことで、見性が起きやすいということです。
あとは、先進国では一般的なキリスト教を「本当のイエスのメッセージ」としてアップデートさせている所が、知的階級やインテリ達にウケたのでしょう。
奇跡のコースは聖書を真っ向否定しているわけでもありませんが、しかしながら、イエスのメッセージを伝え直していると言うことは、遠回しでありながら、これまでの聖書の解釈だけでなく、バチカンに代表される組織宗教の否定もしていることになります。
実際、奇跡のコースで書いてあることを読み解いてみると、それはもうキリスト教ではなく、どちらかと言うと東洋哲学そのまんまです。
TAOや仏教、禅の世界観、アドヴェイタなど不二一元論に限りなく近いモノであり、スピリチュアリティを超えたノンデュアリティだと言えます。
では、本にはどんなことが書かれてあるのか少しだけ見てみましょう。※文章は省略して掲載しますので、詳しく学びたい方は本を購入してみてくださいね。
【レッスン1】
あなたの周囲を見回してください。そして、あなたが見ているものすべてに対し具体的に適用してください。
このテーブルには何の意味もありません。
この椅子には何の意味もありません。
この手には何の意味もありません。
この足には何の意味もありません。
このペンには何の意味もありません。
次に遠くに目を移して、この考えをより広い範囲に適用してください。
あのドアには何の意味もありません。
あの体には何の意味もありません。
あのランプには何の意味もありません。
あの看板には何の意味もありません。
あの影には何の意味もありません。
「レッスン1」からいきなり飛ばしまくりの奇跡のコースですが(笑
散々精神世界を勉強された方ならもうピンと来ると思いますが、このメッセージは非二元(ノンデュアリティ)へのアプローチです。
目に見えるモノ、聞こえるモノ、それらは錯覚であり、何の意味もないことを初っ端から伝えています。
これは、私が普段からお伝えしている、自我の抱える認知エラーのお知らせであり、私たちは物事をあるがままに見ることが出来ていないことを伝える、強力なメッセージです。
現実という夢から目覚めさせるための「愛」というエネルギーが、このメッセージには込められています。
多くの方が奇跡講座を続けられない理由
そして、この様なレッスンがその後もひたすら続き、レッスンは全部で「365回」まであります。
つまり、毎日この本に言われた通りに365日(1年間)続けましょう!と、まるで禅寺や密教の様な厳しい修行を強いられる事になるため、多くの方が途中で挫折します(笑
もちろん、私も途中までしか読んでいません(笑
さらには、書いてある内容が、自我を否定する内容であることが多いため、これまでの貴方の自己性をコテンパンに否定されている様に感じます。
つまり、奇跡のコースが伝えている内容は、貴方の自我を粉砕するメッセージであり、自我の破壊とはつまり、痛みを伴うということです。
愛というエネルギーで自我を溶かす。
これが、奇跡だということなのでしょう。
そんなワケで、多くの方が途中リタイヤする様ですが、もしも奇跡のコースを真面目にトライして、何らかの見性が起きた方はぜひ教えてくださいね(笑
続く・・・
面白そうですね。この本について全く知りませんでした。紹介してくださりありがたいです。
私も若い頃キリスト教にハマってました。田舎育ちで新鮮だったからだと思います。神がどうのというよりはキリストの人柄に惹かれたというか、神の愛というものがありえるものだろうかなんて考えていて、信者というには懐疑的過ぎたと思います。20代半ばで渡米するころには、もうすっかり宗教性は抜け落ちていましたけど、アメリカでの暮らしにはキリスト教の知識を持っていることはよかったと思います。ただ知っていたせいで、どの宗教団体にも所属する気になれず、こっちでもはみ出しものかと思ったものです。
キリストが今の世の中を見てなんとおっしゃるか興味があります。でも、きっと驚くなんてことはないんでしょうね。
(●´ω`●)ノ⭐️🐻