目覚めた人の特徴とは?〜覚醒や悟りのお話〜白隠禅師(坐禅和讃)
こういったエゴを刺激するタイトルでYOUTUBE動画を作ると、結構再生回数が上がるのですが(笑
しかし、YOUTUBEだと拡散力がありすぎて、その分誤解も多く伝わりがちなので、今日はブログにて「目覚めた人の特徴!」と題して、巷スピ界隈で言われている「目覚め」や「悟り」について色々書いてみます。
とわ言いつつも・・・
普段からお話しているように、究極的に言えば目覚めた人なんて存在しません(笑)
みんな同じであり、地球人は全員フツーの人ですw
「衆生本来仏なり、衆生の他に仏なし」と、白隠禅師の坐禅和讃でも語られるように、人間は全員最初から仏様♫
しかしそれを言っちゃぁ記事が面白くならないので、あえて色々書いてみます(笑
目覚めと精神の発達は別物です
まず最初にお伝えしたいのが、スピで言う「目覚め」や仏教的に言う「悟り」と、人格形成や精神の発達段階は別物であるということです。
これは多くの方が勘違いしておりますが、目覚めたから、悟ったからと言って、その人が人格者であるかどうか?というのは、関係ありません。
むしろ、「目覚めている」という状態は、西洋医学的に見れば精神錯乱に近く、悟りの状態は統合失調症と疑われることも多いのです。
ノンデュアリティ系ティーチャーであり思想家でもあるケン・ウィルバーは、人間の精神発達の段階を、まず大きく三段階に分けて説明しています。

まず、前個人的段階(プレ・パーソナル)という意識状態は、人間の赤ちゃんなど、自我が確立される以前の状態です。
次の、個人的段階(パーソナル)は、私たち多くの大人が当てはまる、自我がちゃんと機能していて、「私」という自己が自由意志を持って生きていると感じている意識状態です。
次の、超個人的段階(トランス・パーソナル)は、自我の幻想を見抜いて、個人という自己性を超えている状態であり、マズローで言うところの5段階目(自己実現)を超えた、6段階目(自己超越)に当たります。
ケン・ウィルバーの示す発達段階は、肉体精神機構の発達の段階であり、これは自我の成長具合だと言えます。
そして、自我の成長具合につれて、それぞれの「覚醒具合(目覚め具合)」があるので、自我の成長と覚醒は別物なのです。
このあたり多くのスピ系の方は「魂のレベルの段階」などと表現し、ごちゃ混ぜにして語っていることが多く、残念ながらその解説では片手落ちだと言えます。
よって、世の中には単に「覚醒だけ(悟りが起きた)」状態の人も一杯います。
「悟った人」と言うと、お坊さんや聖者や権威のある人をイメージしますが、むしろそんな場合は少なく、人知れずひっそり暮らすホームレスのおじいちゃんが悟っていることも珍しくありません。
更には、刑務所の中にいる死刑囚がいきなり覚醒することもあるのです。
哲学者の池田晶子さんの著書の中では、17歳の高校生が自我の虚構を見抜き、自分も世界も幻想であることを悟ってしまい、これからこの子は一体どうやって生きていくんだろう?(笑)なんて実話も語られていました。

目覚めている人の特徴
次に、目覚めている人は一般的にどんな特徴を持っているのか?箇条書きに書いてみます。
これはあくまでも私の観察結果による特徴であり、一概に言えることではありませんが、だいたいこんな感じだ捉えてみてください。
1. 基本ボッチで友達少ない
目覚めている人は孤独です。というか孤高です。
一人が平気であるどころか、群れることを嫌います。
それもそのはず、周りは意識が眠っている人ばかりなので話は合わないので、仲良しグループみたいな関係を避ける傾向にあります。
自分も相手も幻想だと知っているので、気を遣ってまで誰かと一緒に居ようとは思わないのです。
そして、これからの時代は、こう言った「孤高に自立している人」が増えてきます。
しかしこの精神状態は、自身が精神的にも自立している事が必須であり、その結果として「自分軸」が自動的に確立されています。
逆に言うと、目覚めていても、同時に自我の発達段階もある程度成長していないと、生きることは苦しくなるのです。
そんな方は社会に馴染めず、世捨て人になる傾向にあります。
そして今、スピ的にも時代の転換期と言われていますが、このタイミングで、精神の発達具合と覚醒具合のアンバランスによって苦しんでいる方が多く見受けられます。
2. 独身もしくは離婚率高い
どうしてそうなるのか?と言うと、目覚めている人からすれば、結婚制度が、社会システム維持ありきの仕組みであり、人間の尊厳を損なうシステムだと直感的に見抜いているからです。
結婚してもすぐ離婚したり、バツ歴が多かったり、そもそも独身だったりすることが多く、中には、結婚してもシステムにハマるのが嫌だからと、あえて籍を抜いてしまう仲の良いパートナーもいる様です(笑
例えば、夫婦仲が悪くなった際、普通なら離婚した際の金銭的リスクや社会的体裁を考えて離婚を踏みとどまる様な場合でも、そんな事に縛られずに自由に行動するので、すぐに離婚してしまいます。
相手も自分も同じだと知っているので、依存対象を相手に求める事がなくなり、一人でいることを心地よいと感じます。
最近の若い方で多い、そもそもパートナーを欲しないと言う特性も、一人でいることへの抵抗のなさの現れだと言えます。
しかし、どれだけ悟ったとしても、この地球上では肉体精神機構と共に生きるしかありません。
肉体がある以上、お腹も空きますし性欲もあるので、覚者と言ってもフツーにセックスはするのです(笑
3. 霊性や霊力を正しく理解している
よくスピでは、目覚めると霊能力が覚醒するという話があります。
これは、そういう場合もありますが、私の観察結果としてはむしろ逆であることが多いです。
例えば、「霊の声がはっきりと聞こえる」。
「宇宙人のメッセージがはっきりと聞こえる」。
こう言った場合、その人は精神発達の段階が未熟であることが多く、自己意識と高次意識の統合ができていない状態だと言えます。

よく、子供の頃は霊の声が聞こえたり霊が見えたりしていたけど、大人になったら聞こえなくなったと言う話がありますが、これは、自我が健全に成長している証拠です。
もちろん、大人になってからも霊力を使って様々なメッセージを伝える方はいます。
そんな場合でも、右脳的な言語になる前のインスピレーションは、話すことによって必ず左脳的に言語翻訳されるので、メッセージとして伝えられる言葉は、その人の精神の発達具合に依存します。
簡単に言うと、チャネリング情報が幼稚であると言うことは、その人の精神性が幼稚だと言うことです(笑
そもそもワンネスと言う様に、本当は自分とハイヤーセルフという別れた存在がいるわけではありません。
「貴方」と「精霊」という二つの魂があるわけではないのです。
よって、悟り具合と、精神発達具合の両方が進んでくると、むしろ高次の声は聞こえなくなります。
今までチャネリングができていた人は、覚醒が進む事でチャネリングができなくなることが多い様です。
しかしそんな場合でも、自分の声=真我の声と、絶対的な理解に至るはずなので、何の問題もないでしょう。
これが所謂スピリチュアリティで言われる「統合」であり、アドヴェイタ(不二一元論)で言うところの「梵我一如」です。
逆に、自分の霊力やチャネリング能力を誇示している人ほど、精神的に未熟であると同時に、その結果として、その人の言うことはまったく当てにならない事が多いのです。
YOUTUBE上には「○月○日に地震が起きる」と、平気で嘯く自称霊能者は山の様にいますが、それだけ精神が未熟だと言う事であり、ひろゆき的に言えば「それって貴方の感想ですよね?」と、一蹴してよいレベルの話なのです(笑
本当に覚醒している霊能者は自身の力を誇示しません。
そして、自分のメッセージがエゴによって歪む事をちゃんと理解しています。
4. サラリーマンである事は少なく組織に属さない
目覚めている人は、自営業やフリーランスの方が多いです。
一旦、自我も世界も虚構だと見抜いてしまうと、もう二度と、ピラミッド構造のヒエラルキー組織に属すことは出来ません。
よって、激務なサラリーマン生活をしていた方で、その仕事が自分の本来やりたい事ではなかった方ほど、覚醒によって仕事を辞めてしまう確率は非常に高いです。
逆に、最初から自分の好きな仕事をしていたり、すでに自由な働き方をしていた方が覚醒すると、そんな方は、よりイキイキと自分軸を発揮して、その仕事のプロを極める方向へと精神が成長します。
よって、健全な精神発達も伴う覚醒の場合は、実は社会的にも成功する確率が上がるのです。
そんな人は、一切の努力なしに、好きな事をしてお金を稼げる様になることも多いでしょう。
例えば、パンが好きでパン屋さんをやっていた方が覚醒すると、その人は更にプロフェッショナルなパン屋さんに成長したりします。
覚醒した人は組織に属せなくなるという傾向がありますが、そんな人の中にも、精神も発達しており知的レベルが進んでいる方は、何かと組織のトップに持ち上げられてしまう事がありますが、でも本人は組織に属したくないので、その葛藤で苦しむ方もいる様です(笑
5. 自由に生きる様になる
自我の虚構を見抜くと言うことは、社会性のすべての虚構を見抜くことと同義です。
社会は集団的な共同幻想で動いており、多くの人は集団催眠にかかっているのと同じです。
エックハルト・トールはこの状況を「人類の集団的機能不全」と呼びました。
目覚めた人は、共同幻想の外に出るので、限りなく自由です。
誰かに合わせて忖度したり、自分を我慢させて枠に押し込めるなんてことが、もう出来なくなります。
そんな人は、一見すると我儘にも見え、自分勝手に振る舞っている様にもみえます。
でも本人は気にしません。
しかしここでスピ系の方がハマりがちなのが、単に精神発達が未熟である状態を覚醒していると勘違いして、本当に我儘な子供の様に振る舞い、その結果として信頼をなくし人間関係が大きく崩れていく場合もあると言うことです。
なぜそう言う事が起きるのか?と言うと、自分も社会も幻想だと解ることは、同時に責任の所在も存在しないと解るからです。
その結果として、精神発達が未熟な状態で覚醒だけが起きると、社会に対する責任も放棄してしまう傾向にあるのです。
これは先述した、ケン・ウィルバーの発達段階で説明できますが、大人になっても「前個人的段階(プレ・パーソナル)」という意識状態のままから成長できていない、あるいは、その段階に退行してしまうということもあるのです。
そんなわけで、優れたノンデュアリティ系のティーチャーほど、むしろ「悟った後にどう生きるか?」という事を多く語る傾向にあります。
ケン・ウィルバーが覚醒した後、スパイラルダイナミクス理論や、インテグラル理論といった、社会で生きるための地図を提示したのは、そういった理由があるからなのでしょう。
衆生本来仏なり、衆生の他に仏なし(坐禅和讃)

と言うわけで〜
今日は「目覚めた人の特徴!」というお話でしたが、最初にもお伝えした様に、究極的に言うならば、「衆生本来仏なり、衆生の他に仏なし」なのです。
白隠禅師の「坐禅和讃」はノンデュアリティを語っており、人は最初から全員仏様なので、目覚めた人もそうでない人も本来は存在しないという教えです。
つまり本当はみんな同じであり、それは夢の中の出来事に過ぎません。
そう言った意味においては、覚醒や悟り系の話も、本当は自我が見ている冗談の様な話でしかないのです(笑
続く・・・
2つしか当てはまりませんでした(笑
(●´ω`●)ノ🐻
こういう題目を見ると自分も「目覚めた人」なのではと当てはまることを探してるしまいますよね。それともそのように生きようとしてしまいますよね(笑)。ノリさんもこれらに当てはまるんですか?
そもそも目覚めたいとか悟りを開きたいとか望むのは自我に囚われてる証拠なのでは?それが悪いことだとは思いませんけど、望んで到達できるとも思いません。じゃ、どうしたらいいんでしょう?どうしようもないんでしょうか?それが諦めるということでしょうか?
ケン・ウイルバーの発達段階も、自力で上の段階に移行できるものでしょうか?それが可能なら、いつか地球も美しき緑の星のようになれるんでしょうか?今の社会情勢が崩れてしまった後に?
>それともそのように生きようとしてしまいますよね(笑)
それが一番問題であり、私のようなスピやノンデュアリティ系の発信をする方が、こういったタイトルを付けた情報発信を避ける理由です。
中にはノンデュアリティ系のユーチューブの中にも、再生回数を稼ぎたいがために、あえて煽る感じでこういった発信をされちる場合もありますが、本人はそれが的はずれであることをちゃんと理解しながらやられていると思います(笑
>ノリさんもこれらに当てはまるんですか?
当てはまりますし、もっと条件をいっぱい書き出すことも出来ます(笑
>そもそも目覚めたいとか悟りを開きたいとか望むのは自我に囚われてる証拠なのでは?
そのとおりです。
そして、私が理解に至ったのは、私や皆さんが悟ることは絶対にできないということですね。
>ケン・ウイルバーの発達段階も
動画でも話しているように、ケン・ウィルバーは、発達段階と覚醒の状態を明確に違うと分けています。
これはが彼のクレバーなところであり、他のノンデュアリティ系の方と少し違うところです。
彼は、悟った後の社会生活の営みをどうするか?という話をしています。
>いつか地球も美しき緑の星のようになれるんでしょうか?
もっと、良い世界になります。
ありがとうございます。ノリさんが当てはまる他の条件とは、例えば?
>ノリさんが当てはまる他の条件とは、例えば?
条件ではなく、傾向の間違いでした!
日本語がおかしかったですね、すいません。
日本語がおかしいのは私の方だと思います。最近は日本語でも知らない言葉が増えていて、自分は古い日本語を話しているんだろうと思います。