貴方は世界・世界は貴方〜クリシュナムルティ〜意識の投影が宇宙を作っている!?貴方は創造主☆
世界は貴方であり、貴方は世界だ。
これは、クリシュナムルティが残した有名なメッセージですが、この短いフレーズに、意識構造の秘密が全て隠されていると言えます。
わたしたちは幼少期より、世界というフィールドの中に自分という小さな自己性が存在すると信じて生きてきました。
現代科学もこの認知段階をベースに組み立てられており、宇宙とは自分の外側に存在するものだという前提が多くの方の共通認識でしょう。
二重スリット実験に見る素粒子の二重性
近年の研究では、ミクロの世界においては「二重スリット実験」などで確認できる様に、素粒子は二重の可能性を持っていることが知られています。
波か、それとも、粒か?
素粒子はこの二つの性質を重ね合わせて保有しており、「認識」が素粒子に影響を与えていて、認識によって、波(波動)が、粒(素粒子)に姿を変えることが実験で証明されています。
この実験は、現状はミクロな世界でのみ確認できる事ですが、おそらく全ての宇宙構造はこの様になっているのだと私は予想しています。


しかし〜!

宇宙は貴方の中にある⁉︎
二重スリット実験が示している事実は「観察」が素粒子の振る舞いを変化させるという現象です。
これはつまり「認識」が、物的現実を作っていると言えるのではないでしょうか?
この一連のメカニズムは、インドに多い覚者と呼ばれる方々が唱える「貴方は私、私は貴方」というメッセージに迫る勢いで、現代科学が、東洋哲学及びスピリチュアリティで古くから言われている本質的なメッセージに追いついてきていると感じます。
この事は既に私自身の中で答えは出ているのですが、事実の宇宙構造としては、「認識が世界(宇宙)を作っており、言い換えるなら、宇宙は貴方の外側にあるのではなく、貴方が知覚する事で宇宙が存在している」といった方が正解かと思います。
たとえば私は、皆さんのことを多くは知りません。
実際にお会いことがないのでどんな姿形をしているのか?どんな声なのか?も知りません。(中にはお会いした方も何人かいますが 笑)
よって、私が認知できない人々やあらゆる現象は、私にとっては存在しないのと同じなのです。
私はあまり外国には行かないのですが、外国は私にとっては知らないことだらけです。
これはつまり、私が観たことも聞いたこともない外国の出来事は、私にとって認識不可能な現象であり、それらは私にとっては存在していないのと同じなのです。
その人にとっての宇宙とは、その人の認識そのものです

コウモリは目が見えません👀
かわりに彼らは聴覚が発達しており、自身が出した超音波の反射を聞き取り、音情報(音波)だけで頭の中に仮想空間を作っているハズです。
私たちは、知覚の8割を視覚に依存しているので、脳内に生み出す仮想空間は色鮮やかです。
しかしコウモリは「色」を知覚せず、音によって空間を認知するので、我々人間が想像する仮想空間とはおそらくだいぶ違った仮想空間を生きているハズです。
これも、一人一宇宙だと言えます。
よって、コウモリにとっては、私たちが当たり前の様に知ることができる鮮やかな青い空も、海の深い蒼色も、新緑が太陽の光を浴びて美しく輝く感じも、コウモリはどうやっても体感することができません。
私たちは視覚を頼りにしていますが、実のところ、私たちが知覚できる視覚情報も、ものすごく限定されています。
光とは電磁波ですが、電磁波のなかでも380nm〜780nm(ナノメートル)の範囲を可視光線と呼んでおり、わたしたちは非常に限定された電磁波の中でも、可視光線と呼ばれる周波数の波動しか感知する事はできません。

さらには、目という視覚センサーがとらえた電磁場の波は、電気信号に変換されて神経系を伝わり脳に送られるのですが、脳は視覚から受け取った電気信号をそのまま処理しているわけではありません。
なぜなら、視覚情報をそのまま脳で処理していたら、情報量があまりにも多すぎて脳がパンクしてしまうからです。
これは脳のRASと呼ばれる機能であり、五感からの入力情報のほとんどは、処理される事なくそのまま流されるのです。
※RAS=脳のRAS(Reticular Activating System:網様体賦活系)は、五感から入る膨大な情報から、関心・重要度が高い情報だけを選択して意識へ届けるフィルター機能
つまり私たちが見ている世界も、非常に限定された知覚によって作られた、限定された仮想空間だと言えます。
コウモリの例と同じ様に、私たちも世界を事実のまま捉えておらず、自身が知覚できる限定された周波数を処理した世界を見ているに過ぎません。
クオリアとは何か?リンゴは本当は赤くない!?

クオリアとは、脳科学者の茂木健一郎氏がよく使う事で有名になったワードですが、言い換えるなら意識の質そのものです。
たとえば、リンゴが赤いというのは定説ですが、しかしながら、認識の構造を考えると「赤」という色は事実として存在していません。
リンゴが赤く見えるのは、りんごの表面を構成する分子構造が、ある特定の電磁波(約620〜780nm)を反射する様になっているのですが、その限定された周波数を眼球というセンサーが感知し電気信号に変換し、その信号を脳で再処理した際に「これは赤だ」という過去の記憶と照合して得られる、その人独自の「質(クオリア)」であると言えます。
よって、同じ赤いリンゴを見ている様でも、実のところ人によってはその赤がどの程度の赤なのか?という「質」の違いを検証する手段がありません。
これも、一人一宇宙ですね(笑
今回は、視覚のみをターゲットに絞り、知覚とクオリアについて説明しましたが、同じ理屈が、他の五感(聴覚、味覚、触覚、嗅覚)にも当てはまります。
実際、コウモリが聴覚によって見ている(聞いている)仮想空間も、コウモリの出す特定の超音波の周波数に依存しています。
よって、私たち人間も含め、脳を持つすべての動物は、各々の宇宙をそれぞれ勝手に生きていると言えるのです。
貴方の家の庭でコロニーを作る体長1ミリにも満たないアリンコにとっては、知覚できる範囲がせいぜい半径数mなハズです。
アリンコにとっては、貴方を悩ます人間関係の問題も、エプスタイン問題も、存在していません(笑。
同様に、私たち人間も、知っている事(知覚)のみがその人にとって事実なのです。
誰もが創造主!?宇宙を自分で作っている

さて、ここまでで人間の認知構造がなんとなく伝わったかと思いますが、この構造を逆説的に考えると、私たちは自分の知覚によって宇宙を作っていると言える事にお気づきかと思います。
知覚して、解釈したことのみが貴方の世界であり、貴方の宇宙です。
外側に見える、いつも貴方をイライラさせる会社の上司、貴方の気持ちをちっとも解ってくれないパートナーも、貴方がその様に知覚して解釈しているからこそ、相手がその様に振る舞っているかの様に自分が知覚できるのです。
つまり人生とは、当初より貴方が解釈した通りに展開しており、自作自演だったと気づけるハズです。
これは言い換えれば、あなたが宇宙の創造主であると言えます。
そして、この認識視座が理解できた時に、巷で言われている引き寄せの法則というものロジックも同時に理解できる様になります。
とは言っても・・この段階の認知は、あくまでも知覚している自分を中心に展開しています。
これが自我の正体であり、五感による入力データを記憶と照合して脳で再解釈している一連のプロセスが、自我そのものの機構なのです。
そして、この意識構造を見抜くことが、パターン化された思考の自作自演から出る方法、つまり、マトリックスからの脱出の鍵になるのです。
続く・・・
YOUTUBEメンバーシップ動画についてはこちらをどうぞ⭐️
https://www.youtube.com/post/UgkxmTiYXHDfXAyp_tpwDb_uqIJ1ikBRKVpi