世界は仮想現実☆人間の認知は基本的に歪んでおり、私たちは事実をそのまま見ることが出来ない
人は思考の奴隷!?

わたしたちは日々社会の喧騒にまみれ、人生で起きること一つ一つに一喜一憂しています。
たとえば皆様は、自分が普段何を考えてるのか?を注意深く観察したことはあるでしょうか?
瞑想実践者であれば誰でも知っていることなのですが、人間は基本的に思考の渦に飲まれており、自分の意志とは関係なく、次々に頭に浮かぶ考え事によって支配されていると言えます。
これは簡単な実験で知ることができるのです。
例えば「パンダのことを一切考えてはダメです!」と言われた瞬間、その人の頭の中は、パンダを追い払おうとすることによって、逆にパンダのことを考え続けてしまうのです(笑
これは簡単に知ることができる「人間が思考の奴隷だ」という証明ですが、この思考ループ状態こそが、私たちの苦悩がなくならない理由でもあるのです。
しかし、こうした思考のエラーを見抜き、思考の奴隷から解放されて苦悩から解放されるヒントを、こちらのブログでは書いていこうと思います。
少々長くなるかもしれませんが、興味のある方はお付き合いください。
現実とはなんだ?

映画マトリックスでモーフィアスがネオに問いかけた有名なセリフですが、実はこれからの時代、この言葉の意味を多くの方が理解していく時代になったと言えます。
簡単に言うと、わたしたちは思考という仮想現実に閉じ込められているのです。
いつから?
それはおそらく、自我が芽生える幼少期(1歳〜)からでしょう。
私たちはあまりにも長くの間、思考という観念体系に知らず知らずのうちに縛られてきました。
それは言い換えれば、一人一人が頭の中に仮想現実空間を作り、その仮想現実空間の中で私たちは暮らしていると言えるのです。
禅僧であり仏教研究者の横山紘一先生は「一人一宇宙」という言葉を使い、一人一人が自身の観念に基づく仮想空間に生きていることを示しました。
私たち一人一人が持ち抱えてしまっている独自の仮想現実は、幼少期からインプットされ続けてきた親の言葉、友達の言葉、先生に言われた「あなたはこういう子供だ」と言った様な外部情報に依存していると言えます。
つまり「記憶」が、そのままその人の観念になっており、私たちは、自分で作り出した観念を評価基準とした様々なジャッジによって現象を条件付けし、頭の中で独自の仮想世界を構築しているのです。
少し話が難しくなってしまいましたがw
イーロンマスクが「この世は仮想現実である確率は99.9999%である!」なんて事を言い出したことによって、「そうか!私たちの地球は宇宙人によって作られた仮想現実なのだ!」といったオカルトチックな話が流行ったものです。
しかし私が言う仮想現実とはそういうことではなく、皆さん一人一人が仮想現実を自ら作っているのです。
なので、人生は基本的に自分の記憶に基づく条件付けの連続であり、それは言ってみれば自作自演の物語でしかありません。
私たちは、人生という映画を観ている客席の観客なのです。
この事実はなかなか受け入れられませんし、スピリチュアリティや哲学に触れたことがない方からすると意味不明なヤバイ話に聞こえますが(笑
しかし、これは2500年前に釈迦が、同じ時期に中国で老子が見抜いた事実だったりします。
そして面白いことに、近年物理学の界隈では同じことが言われる様になってきており、今は仏教と物理学との共通点に気づき、自身の哲学を発信するスピリチュアル系の方や、研究者の方もずいぶん増えてきました。
21世紀は目覚めの時代

さて、なぜ私がこんな事を話しているのか?と言いますと・・・
21世紀に入り、釈迦が見抜いたこの事実を、いよいよ多くの方が当たり前の様に理解する時代になったと言えるからです。
ある人は、なんの前触れもなしにこの事実に気づくかもしれません。
これは仏教では「頓悟」と言い、ノンデュアリティの界隈では一瞥体験と呼ばれている気づきですが、私の見解では、脳の認知OSが強制的にバージョンアップする現象だと捉えています。
またある人は、意識探究によって段階的にこの事実を見抜く様で、このプロセスは仏教では「漸悟」と呼ばれています。
これはスピリチュアルな話である反面、多くの方が考える神社祈願や悪霊払いと言った様な、古典的オカルトチックなスピリチュアルを否定する話でもあります。
あらゆる宗教の基本的経典を肯定する話でもある反面、組織宗教の腐敗した構造とそれに従事する宗教関係者のエゴまみれ有り様を否定する話でもあります(笑
これはにニヒリズム(虚無主義)の話ではなく、貴方を貴方という仮想牢獄から解放するヒントになるメッセージだと言えます。
実際、この原理がわかってしまうと、生きることが驚くほどラクになるのです。
人生の基本は苦悩!?

すでにYoutube動画ではたくさん語ってきましたが、私たちはいくらお金を稼いでも、いくら欲望を満たしても、本当の意味では幸せになることはできず、このことは実際に物的成功を成し遂げなくとも、既に多くの方がなんとなくお気づきでしょう。
どれだけ人脈や物を所有していても、日頃から抱える居心地の悪さ、意味不明な不足感、虚無感は消えないのです。
これは物的成功者ほど気づきやすいことかもしれません。
一切皆苦、四苦八苦というメッセージを聞いたことがある方も多いかもしれませんが、釈迦が説いた通り、実のところ人生は苦そのものなのです。
これは、私たちが「思考の牢獄に閉じ込められている」という事実に気づくまで続くと言えます。
昔は、この思考の牢獄から出るための手法は禅寺や密教が管理し、キリスト教においてはフレンド派、イスラム教においてはスーフィーに伝わる秘技として大衆から隠されていました。
しかし今はもう時代が変わり、このロジックが多くの人に理解できるまでに、人類全体の意識進化が追いついてきたのです!
しかし一つ問題があります・・・
私たちは、マトリックスで例える、頭に刺さったプラグを自分で抜くことが出来ないのです。
つまり、自力で仮想現実から出ることが原理上、不可能なのです。
なぜなら、頭のプラグを抜こうと試みる貴方自身が、最初から存在していないからです。
しかし、この仮想現実から抜けるヒントはたくさん伝えることはできるので、気になる方はぜひ他の記事もあわせて読んでみてくださいね!
続く・・・