老子道徳経が伝える21世紀への伝言☆〜上善水如・無用之用・無為自然〜現代人が思い出すべきあり方

今日は老子道徳経の話です☆

時はお釈迦様が生きていたとされる2500年前、中国に老子と呼ばれる一人の賢者がいました。

複雑に派生することで膨大な量の経典を残した仏教とは違い、老子が残した老子道徳経は、全巻あわせても5000文字程度のシンプルなメッセージ。

仏教ほど一般的ではないにしろ、一部の哲学者やビジネスパーソン、現代も活躍するスピリチュアルリーダー的な人に大きな影響を与えている経典だと言えます。

そして、この老子道徳経の示す生き方こそ、まさに私たち現代人が忘れていた人間の本質に迫るヒントが満載だったりするのです。

頑張れなくなった方々へ

現代人はいつも何かと忙しく動き回り、成果を出すこと、自分を証明すること、能力を高めることを求めら得てきました。

しかしそんなライフスタイルや考え方に対して、多くの方が疑問を持ったのが、2020年のウイルス騒動です。

当時は外出禁止令のお陰で多くの人が引きこもることになり、ずいぶん沢山の飲食店や潰れたのを覚えています。

そして、仕事や様々な活動が止まり否応なく引きこもることで、皆さん気づいたようです。

「なんで今まであんなに必死になって頑張っていたんだ(●´ω`●)?」

ただのウイルス騒動(情報)により、経済はこんなに簡単に止まる。

世間の常識は簡単にひっくり返る。

努力とは何なのか?そんなにお金儲けが大事なのか?

そこへ続いてやってきたAIなどのテクノロジーの進展は、ホワイトカラーの9割を代替えするのに、もうそれほど時間はかからないでしょう。

日本は世界的に見れば、激動の変化の波の影響はそれほど受けていませんが、それでもある意味強制的に、多くの方が認識や価値観体型そのものを変更せざるを得ない状況になってきていると感じます。

無用之用〜自分を型に押し込めず自然体であれ〜

例えば、老子のメッセージの一つにある「無用之用」という言葉。

これはどういう意味かと言うと・・・

この逸話はそのまま人間にも当てはまり、誰もが型にはまることを目指し、ロボットのように画一化されることを目指しても、「おお!こいつは使えるぞ!」と、権力者に切り倒されてしまうだけなのです。

それなら、自身の生まれ持った「うねうねとウネッた個性」を大切にし、ありのままで生きたほうが、その人にとっての本当の人生を全うできるのではないでしょうか?

そして、これからの時代は、まさに老子の言う「無用之用」が、実現しやすくなると言えるのです。

その後押しをするのが、AIを始めとしたテックの進展であり、例えば働き方一つ取ってみても、今後は、自身の気質を活かした自営業やフリーランスの方が増えることが予想されます。

企業は一部の大企業を除き枠を狭め縮小していく方向性になります。

DAOという言葉がビジネス界隈では語られていますが、巨大な組織体からコンパクトに纏められた小規模の組織へ、

一つの組織に依存するのではなく、自立した精神をもとに複数のコミュニティに所属する、

月に数万円稼げる様な小さな副業を幾つも持つパラレルワーカー的な働き方・・・

と言った、新時代の働き方が予想されます。

その時にヒントになるのが、老子の「無用之用」の哲学であり、組織に合わせて自分を殺すのではなく、ある意味自分中心で自立心と責任を持って行動する事が大事になる。

大多数に合わせるのではなく、自分の気質ベースのスタイルを確立する。

こんな生き方をするほうが、逆に一番ラクで楽しく生きられる時代になるのだと私は予想しています。

上善如水〜柔軟に低きへ流れていけばいい〜

老子は、西洋的な自己啓発スタイルとは真逆のメッセージを残しています。

「上善が水が如し」という言葉は、本当に善なるものは上を目指すのではなく、水の様になめらかに低いところを流れていくものだ。というメッセージです。

「善」とは良い悪いの善ではなく、努力や作為を持たない「自然なあり様」というニュアンスで捉えてもらうと解りやすいかと思います。

頑張らず、意地を張らず、対立をせず、競争もせず、誰かを押し除けようともせず、ただ環境に準じて水の様にしなやかに生きていく。

そんなスタイルを老子は推奨しています。

それは謙虚さの表れであり、自然にあらがわないという性質は、本来の日本人にとてもマッチする様に感じます。

更に、水は低いところへと流れていくのですが、どこにでも馴染むのが水の特徴。

水は一見柔軟にも見えますが、長い時間をかければ岩をも砕く力を持っています。

上善水如は、西洋的な「俺が!俺が!」と他人を押しのけて出しゃばろうとするマインドとは真逆のメッセージでありつつも、実は自己を確立しイキイキと生きていけるヒントを伝えるメッセージなのです。

これからの時代、老子の説く「上善水如」が生きる上でのヒントになり得えるのは、風の時代と占星術でも言われている時代背景も後押しすると感じます。

風の時代は変化が早く、あらゆる事に柔軟に対応できるマインドが大事になりますが、旧来の価値観に囚われている方にとっては酷な時代になるかもしれません。

逆に、自立心を持って、尚且つサレンダーの感覚も持ち合わせているバランス感がベストだと私は考えております。

無為自然〜コントロール権を手放す〜

老子の有名な一節「無為自然」は、「もっと自然に気軽に行きましょう!」と言った感じの、現代人に対する癒しの応援歌です(笑

老子は、「作為を持たずに自然に生きよ」と説きます。

これはまた別の機会で話しますが、老子道徳経は「TAO(道)」と呼ばれているように、根幹になる「道(TAO)」という教えがあります。

老子は、当時としては釈迦に並ぶ覚醒者でした。

ワンネスを体験し分離が幻想であることを見抜き、そもそも行為を行なっていた私も貴方もいなかった!と見抜いていたであろうことが、老子道徳経の最初の章に記されています。

これが老子が見抜いた宇宙観(意識状態)です。

般若心境では「色」と「空」ですが、老子はこれを4段階で表現したと考えてもらえればOKかと思います。

TAO(道)については、いづれブログかメンバー動画の方で詳しく話したいので置いといて・・・

無為自然も、現代人にとっては大切なメッセージだと感じます。

だって、そもそもコントロール権はないのですから(笑

となると、宇宙に任せて自然に生きるのがベストじゃん!と、シンプルな話になるワケです。

もちろん、無為(作意を持たずに)自然に任せて生きると言うのは、「何もせずに堕落しろ!」と言っているワケでもありません。

究極的に言えば、生き方に間違いや正解なんてありませんが、しかし「あるがまま」と言った様なスピリチュアリティなメッセージは、正直言って聞く人を選ぶのです。

幸い、私の話を楽しんで聞いていただける様なスピリチュアル変態な同志の皆様は(笑)、自我が幻想だったと聞いても、もう驚かないことでしょう。

だから私としても、作意を捨て自然に任せて生きましょう☆と安心して伝えることができるのですが、もしもこう言ったメッセージを聞いて、「いやいや、まだ俺は何も達成していないから、これからもっと稼いで自己実現するんだ!」なんて方は、自己啓発のロジックを発信してるメッセンジャーの話を参考にした方が良いと思います。

とは言いつつも、わたしも過去にブラック企業勤めでめちゃくちゃ努力して、大変な日々を送っていた経験があるからこそ、今こうして老子のメッセージが自分的に響くのです。

なので、努力や我慢によって自分を鍛え上げていく西洋的自己啓発マインドが良くないと言うわけでもありません。

生き方に正解などなく、本当はどの様に生きてもいいわけであり、更に言うならば、他人と比較なんかせずに自分の今現在の生き方を全肯定し、それを自身の正解にしていく「意思力」は、どんな時代においてもある程度は持っていた方がいいと私は感じています。

続く・・・

YOUTUBEメンバーシップ動画についてはこちらをどうぞ⭐️
https://www.youtube.com/post/UgkxmTiYXHDfXAyp_tpwDb_uqIJ1ikBRKVpi

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2件のコメント

  1. NORIさんブログ読ませてもらってます。
    NORIさんの動画に出会って大分私は変わりました。
    本当にありがとうございます!

    自分の気質を否定せず
    逆に長所として自分の好奇心のあるがままに生きる。
    本当にこれでいいのだ

    周りからは大丈夫なの?常に向上心
    上を目指せ、完璧を求められますが
    自分の歩幅で心地よい感覚を大事にしていたら
    根拠はないけど大丈夫な気がしますし
    問題ない気がします(´∀`)

    今回のブログもいつもお話して下さってますが今私の心に響いてNORIさんの暖かさを感じます。
    私も今は技術習得中ですが、近いうちにパラレルワーカーのような仕事がしたいしすると思います。
    身を委ねて上善水の如し
    NORIさんいつもありがとうございます
    ╰(*´︶`*)╯♡さとまゆより

    1. はいぃ⭐️(●´ω`●)ノ
      こちらこそいつもありがとうくまいます🐻
      おっしゃる様に、向上心はあってもなくても同じかと言えます。
      なので大丈夫ですよ🌈
      ぜひ宇宙の流れを感じて波に乗ってみてくださいね〜⭐️

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