瞑想中の脳波を測定してみた〜Muse2とマインドモニター(Mind Monitor)〜

瞑想中の脳波はどうなっているの?

瞑想者なら、こんなことに興味を持つ方も少なくないことでしょう。

というわけで、早速試してみました。

脳波測定器 Muse2です。

こんな感じに、頭に取り付けるヘッドギアタイプの簡易的な脳波測定器ですが、ベータ波、アルファ波、シータ波、デルタ波、ガンマ波など、それぞれのパターンの脳波を計測し、スマホのアプリでリアルタイムにモニターすることができます。

お医者さんが使う様な本格的な機器ではないため、脳の各部分の脳波が同調する現象(コヒーレンス)は測定することはできませんが、瞑想がうまくできているかどうか?を知るための指針にはなります。

ちなみに、Muse2の公式アプリは、どちらかというと初心者向きに作られている様で、脳波のグラフを表示することはできません。

よって、Muse2のユーザーの多くは、専用アプリではなく、ユーザーの中の有志たちが集まり作ったアプリ「マインドモニター(Mind Moniter)」を使用する様です。

こちらがマインドモニターのアプリ画面。

アプリで記録した脳波のデータ(CSVで出力されます)は、公式ホームページの左から三つ目のメニュー「オンライン作成」をクリックしていただき、CSVデータを読み込むことで、詳細な脳波のデータを見ることができます。

こちらが、マインドモニターの公式HPです。
https://mind-monitor.com/

早速、脳波測定してみる

まずは、通常時の脳波を見てみましょう。

各脳波については以下の表を参照ください。

脳波の種類周波数帯主な状態・出現シーン主な特徴・機能
デルタ波(Δ波)0.5〜4 Hz深い睡眠(ノンレム睡眠期)意識がほぼ消失している状態。成長ホルモンの分泌や身体の修復、疲労回復に関与。
シータ波(θ波)4〜8 Hz浅い睡眠、ウトウトした状態、深い瞑想夢を見ている時や強いリラックス時に出現。
記憶の整理やインスピレーション(ひらめき)に関与。
アルファ波(α波)8〜13 Hz安静時、目を閉じている時、リラックス状態集中しつつもリラックスしている状態で優位。
ストレス軽減や精神の安定を示す指標となる。
ベータ波(β波)13〜30 Hz通常の覚醒時、日常会話、緊張時意識的・論理的な思考や日常活動中に広く出現。
過剰になると不安やストレス、焦燥感の原因に。
ガンマ波(γ波)30 Hz以上高度の情報処理、深い集中、洞察高次の認知機能や記憶の統合、直感的な知覚に関連。
認知症予防や記憶力向上に関する研究でも注目される。

通常時の脳波

緑 →  ベータ波(β)
青 → アルファ波(α)
紫 → シータ波(θ)
赤 → デルタ波(Δ)
オレンジ → ガンマ波(γ)

まずは、ふつーにしている時(笑)の脳波を、約10分ほど測ってみました。

前半、デルタ波が優位なのは、ぼけーっwとYoutube動画を見ていたからだと思われます。

途中からベータ波が上がってきているのは、片付けなどの何か作業をし始めたためでしょう。

リラックスを示すアルファ波やシータ波は、下がっています。

手足を使い少し集中をすることで、ベータ波とガンマ波が少し上がってきている様子が見れますが、全体的には、まとまりのない乱れた脳波が出ています。

瞑想時(TM瞑想)の脳波

次は、TM瞑想をしている時の脳波です。

約30分ほどTM瞑想で脳波を測定。

TM瞑想の場合は、画像の様にアルファ波が最も優位になります。

このデータの様に、シータ波、デルタ波、ベータ波がそろって動くのも、TM瞑想時の脳波の特徴だそうで、集中状態を表すガンマ波は下がっています。

TM瞑想においては、瞑想が比較的うまくできている脳波だと言えます。

瞑想時(ヴィパッサナー瞑想)の脳波

次に、ヴィパッサナー瞑想をしてみました。

ヴィパッサナー瞑想は慣れるまでに訓練が必要であり、約20分ほどチャレンジしてみましたが、初心者のわたしには、TM瞑想時と似た様な脳波しか出ませんでした。

ヴィパッサナー瞑想の熟練者になると、アルファ波やシータ波と一緒に、ガンマ波も優位に立ち上がってくる特殊な脳波が見られる様です。

ガンマ波が立ち上がってくる脳波のパターンはヴィパッサナー瞑想だけでなく、例えば、坐禅の熟練者にも多くみられる脳波で、リラックスをしながらも、同時に究極の集中状態にある(ゾーン状態)に見られる脳波のパターンに似ているそうです。

わたしの計測結果の様に、デルタ波がシータ波よりも上になっていたり、ガンマ波が下がっていたりするのは、ヴィパッサナー瞑想はまだまだ上手くできていない様です。

まとめ

というわけで、近年は脳波測定もずいぶんお手軽に出来る様になってきました。

ただ、Muse2ですが、おでこに当たる部分の電極や、耳の裏にあるセンサーの感度が悪いのか、頻繁に計測エラーになってしまうという欠点もあります。

水で湿らしたハンカチで電極部分を拭いたり、顔の脂分を落とすと少しは改善する様ですが、頭を動かしたり、耳が枕に触れてしまったり、瞬きをするだけで、計測結果に「BF(Bad fitting)」と表示され、計測が正確ではない旨の表示が出ます。

もし、こちらのブログを見られている方の中で、もっとよい機器をご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください〜⭐️

続く・・・

類似投稿

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です