在るが儘とはペルソナをすべて捨てることではなく、素直な貴方に戻ること

わたしたち社会人は、誰もが幾重もの社会的な仮面(ペルソナ)をかぶっています。

職場用のペルソナ、友達用のペルソナ、恋人の前で使うペルソナ、ママ友の集まりで使うペルソナ、子供の前で使うペルソナ・・・

そして、友達用のペルソナひとつ取ってみても、男友達の前で使うペルソナと、女友達の前で使うペルソナでは、それぞれ違う(笑)

この様に、大抵の大人は無自覚のうちに、いくつものペルソナという「表の顔」を使い分けることで、社会生活を営んでいるものです。

在るが儘とは、社会性やペルソナを捨てることではない

スピリチュアリティの学びを進めていると、「在るが儘であれば良い」と言った様な言葉に出会うことがしばしばあります。

「まるで子供の様に在るが儘であることが、よりスピリチュアル的なのだ!」と言った様なメッセージです。

こういったメッセージは確かにその通りだと言えます。

例えば聖書(マタイ福音書)には、「幼子のように自分を低くする者が、天国では一番偉い」とあります。

老子道徳経(第10章)では、「気を専らにし柔に至り、能く嬰児とならんか」と語られる様に、やっぱり「子供の様にあれ」というメッセージが語られています。

仏教では「無分別」という言葉があり、子供の様に分別がない境地に戻ることで、仏に近づくのだと説かれています。

しかし、「子供の様に在るが儘であれ」というメッセージをそのまま受け取って、実社会でもそれを実践したら、当然の様に問題が起きます。

子供は分別がないからこそ、突然泣き出したり、落ちているものを拾って何でも口に入れたりするわけです(笑)

子供は「あるがまま」ですので、服を着ずに裸でいても、本人は恥ずかしさを感じません。

つまり、アダムとイブがリンゴを食べる前の状態です。

当然、わたしたち大人は、外に出る時は服を着ますし、分別のある振る舞いをします。

社会的ルールもちゃんと守ります。

それが大人というものです。

では、スピリチュアリティで語られる「在るが儘」というメッセージや、聖書やTAOや仏教でも同様に語られる、「子供の様な分別のない状態が良い」とされるとは、どういうことなのでしょうか?

もう少し深く紐解いてみましょう。

素直なあなたに戻る

「在るが儘」とは、言い換えるなら「素直であれ」ということだと言えます。

では、素直とは、どういうことなのでしょうか?

素直とは、「素のままの姿に直る(もどる)」と言うことができます。

素(す)とは、 飾りがなく、手が加わっていない状態であり、何かに染まっていない状態です。

直(なおる/ちょく)とは、 歪みがないく、遮るものがない状態に「なおる(戻る)」という意味です。

つまり、素直とは、分別がない無知な子供に戻ると言ったニュアンスよりも、一旦は分別を身につけた大人が、社会的利益のために自分を偽ってきた部分を取り払い、元に戻した状態だと言えます。

先ほどペルソナの話をしましたが、わたしたちは、子供を前にしたら反射的に腰を下ろして子供の目線にまでさがり「君はお名前は何ていうのかな?」と言った感じに、自動的に対子供用のペルソナを被り、相手に合わせて子供言葉を喋ります。

みんなで集合写真を撮る時は、反射的にキメ顔を作ってしまいますし(笑)誰もがカメラ目線になるものです。

これも、反射的にペルソナをかぶっているのだと言えます。

つまり、わたしたち大人は、反射的にペルソナを被る様な社会的訓練を受けているのです。

この訓練も、本人は無自覚のうちに行なってきています。

しかし、素直になるとは、そうしたペルソナを捨てることではありません。

例えば、「このタイミングで在るが儘に振る舞ったら、相手は嫌な思いをするだろう」と言った判断が自身の中にあるのであれば、その場に合わせたペルソナを被っていればいいのです。

しかしそれは「みんなに合わせるために自分を殺す」と言った意味ではありません。

無理だと思ったことは断ればいいし、出来ないと思われることを無理してやろうとする必要もありません。

「素に直る」とは、社会的な利害関係を前提とした損得計算よりも、本来のあなたの判断基準に従うと言うことです。

好きなものは好き、嫌いなものは嫌い、と言う権利があなたにはあります。

欲しいものは欲しがれば良いし、いらないものはいらないと言えばいい。

これが、素直さのニュアンスであり、スピリチュアリティでよく語られる「在るが儘」を、社会生活に持ち込んで、やりたい放題振る舞えば良いという話ではないのです。

瞑想の効果

このあたりの、社会性と素直さのバランスをうまく取ってくれるのが瞑想だと言えます。

瞑想は、本来の素直な自分にたち還るためのテクニックであると言えます。

思考から離れ、今のそのままの在り方に還る。

そして、瞑想が終わったら、また社会へ戻っていけばいい。

こうして、1日に2回の瞑想で、本来の自分を取り戻すことができるのだと感じます。

というわけで、瞑想用のYoutube動画を作りました♪

20分、30分、60分、と3パターンです。

音量調整や、ラストの余韻に当てた時間で少しだけ流れるBGMなど・・・「こんな動画なら瞑想がしやすいだろうな」と、色々考えつつ、細かな部分を調整いたしました。

気に入っていただけましたら、ぜひご活用くださいませ✨

続く・・・

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2件のコメント

  1. おはようございます。
    素敵なお話でした。

    幾つものペルソナを被ってきましたが
    ペルソナが必要な環境も少なくなりました。もういい人でいるのもポンコツを隠すことにも疲れまだあるぞれぞれのペルソナは似たり寄ったりになってきたように思います。
    なので以前よりは大分楽に生きています。
    それでも時々無意識に自我に苦しむことがありますが瞑想をするとこれは自我がやってることだと気づく時があります。そして瞑想を続けていると穏やかで安らいだ気分に戻れます。
    NORIさんが仰るように本来の自分に戻れるのだと思います。
    素晴らしいことですね…

    瞑想ガイド動画ありがとうございました。
    とてもリラックスして瞑想に臨めます。

    ありがとうございました☺️🌈🐻✨

    1. はいぃ⭐️(●´ω`●)ノ
      ありがとうございます🌈
      瞑想で自我を見抜ける様になるのは、まさに👀瞑想の効果だと言えます✨
      穏やかな気分でいられる様になりよかったです⭐️

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